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ボローニャとシチリアのあいだで2

北イタリアはボローニャ在住。イタリアで双子(2011年生)子育て中。ボローニャ時々シチリア、そして時々日本の日々

初めてのトルネオ@オスピタリタ・・・・汗

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息子のバスケチームの今年度のCampionatoの試合が一つ終わって、残るは一つ・・・ちょっとやれやれと思ったら宿泊なりの遠征が入ってくるこの季節、、、、娘も遠征が控えていて3月から世話しなく過ごしております。

今年、新年に入ってすぐのバスケの保護者会で、後半の試合なり遠征なりの予定が発表になった時、聞いたことないタイプのトルネオがありました、、、

その名もトルネオ、オスピタリタ、、、、

要は、他県からトルネオ参加の為にボローニャにやってくるチームの子供達をホームの子供達家族が受け入れて滞在させるというもので、、、ホームスティみたいな?もののよう。。。

先月末に開催されたこのオスピタリタのトルネオは、子供達の所属する団体が主催した4日間に渡るトルネオで、、、
参加チームは12チーム、ボローニャに籍を置く4団体が他県から来る4団体を各チームに振り分けて、他のボローニャ近郊から参加する4チームは毎日ボローニャまで往復・・・という、、、、
何とも親が大変なトルネオでして、、、105.png

まず、見知らぬ子供を受け入れるかどうかで家族会議が。
主人と息子は大賛成、私は半分Ok、でも食べ物とかアレルギーとかあったら大変だなぁ・・・というのが正直なところで、娘は「知らない子を泊めるの!?」と、お年頃もあって大反対、、、、苦笑

こういうタイプの試合に参加したことなかったし、戸惑っている親も多かったけど、子供を参加させたいならばホームスティを受け入れる事が参加条件となっていて。117.png
ピアノのコンクール日程がはっきり決まるのも遅かったので、予定が確定した時点で仕方なく我が家もOKを出し。。。

が、後に配布された受け入れる団体の子供達の一覧表を見てビックリ!!

我が家に来る予定の子供(ローマのチーム)は・・・・

「重度の埃アレルギーあり」との注意書きが・・・!!!149.png149.png149.png149.png
それだけは避けたいと願っていたのに、大ショック!

息子の部屋を提供する予定だったけど、家自体、埃だらけの家やのにどうしよ~!!滝汗、、、というのが一番の不安で、普通に受け入れるだけでも結構気を使うのに、それに加えて・・・で、私のストレス度も急上昇145.png

どの程度のレベルとか色々聞きたい事もあったけど、団体の責任者に聞いても、各家庭が直接コンタクト取るように・・と言われ、、、117.png結局相手方のお母さまからお電話を頂いて色々話を伺うことで少しホッとした面もあったけど、もし滞在中にアレルギー発作が出ようもんなら・・と、そればかりが気になっていました。

ってことで、受け入れ1週間前は家中大掃除の日々103.png

しかも、息子はコンクールの後に風邪を引いてた事もあり、練習も1週間丸々ストップ・・・
練習できぬまま、木曜からトルネオ開始、金曜日は1日がかりの学校遠足、その日の夜からオスピテ受け入れ、土日は終日試合、その間帰宅が夜中0時を回る夕食会などなど・・・なんとかこなし、、、私はドッと疲れました。103.png

でも我が家に来てくれた子は息子と雰囲気の似た、穏やかな礼儀正しい子で、あれだけ反対しまくっていた娘ともすぐに打ち解けて、「あの騒ぎはなんやったんや?」となるくらい、フツーに打ち解けて話が止まらず(イタリア人ってすごいな!って思う瞬間)。
遠足帰りで体育館まで迎えに行けなかった息子は自宅で待機していたんだけど、A君が自宅に到着したと同時に、自ら自宅案内とかしていて(笑)、お互いスマホなんて触る時間ないくらいお喋りにカードゲーム、スカッキなどなど、2泊3日中自宅滞在時間はあまりなかったとはいえ、仲良く遊んでいて子供達が喜んでいるのを見て、思い切って受け入れトライしてみて良かった!と心から思いました♪😊
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一番心配していたアレルギーは、自分で持参してきたベットのマットレスと枕をカバーするものを我が家のマットレスの上にまずひいて、それから綺麗な寝具類を使ってもらうことで大丈夫だったんだけど、夜中少し咳をする度に心配で心配で、私は2日間あまり眠れず、、、でしたが、A君も怪我なく過ごせてすごく楽しかったようでホッとしました。

肝心な試合は12チーム中3位という結果。A君のローマは10位という結果でした。

準決勝で因縁のVチームに負けたのが痛かった、、、
もうこちらは因縁の対決で、毎回Vチームの保護者が持ち込むラッパなり太鼓なりの騒音がうるさ過ぎて、今回はVチームがオスピテしていたシエナのチームの子供達が応援団として観に来ていたんだけど、Vチームの親が貸し出したこのラッパなりがもうすごくうるさくて親同士で口喧嘩が始まる中での試合で、、、

同じ土俵に立っても仕方ないけれど、仲良しのママ友(学校の教師)が子供達に注意を促しても聞かず、責任者でもあるVチームの親は無視で、間近に座ってた主人はうるさいのに耐えられず試合途中で退散105.png、 あまりにも節度に欠ける応援の仕方とこちらに対する反応に、普段何も言わないようなパパさんも声を上げてたくらいで、異様な雰囲気の中での試合でした。
私達側はいくら対戦相手であっても、いいプレーをしたら拍手をするし、集中しないといけないような場面では静かにするけど、相手は気をそらすような騒音を立てたりと、本当にビックリ。
翌日の試合ではラッパ類は持ち込んでいなかったから、きっとコーチが厳重注意をしたに違いない、、、こちらを見てましたからねぇ。。。

でも最後の試合で劇的にペーザロのチームに勝利し、気持ちよく終われたのは良かった!!
息子も守備で光っていたし、コーチにもチームメイトにも何度も抱擁(笑)されて満足感があったよう。

優勝したのは例のVチーム。
全体的に非常にレベルの高いトルネオでビックリしました!皆、よく頑張った166.png110.png
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また胸が熱くなった週末、親の私もまた一つ新しい経験が出来ました~^^:




by Bolognamica2 | 2023-04-25 19:31 | イタリア双子育児(11歳) | Comments(0)

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